今回は3月11日のUSDJPYのショートトレードについての記事になります。
3月11日は月曜日ですが、その先週3月8日の金曜日にもUSDJPYのショートトレードをしました。
それについては以下の記事で解説しています。
2024.03.08_USDJPYトレードについて|愚者のデイトレードnote.com
今回のトレードポイントは金曜日よりも更にもう一段下落したポイントです。
そのため、安値掴みのリスクがある局面でしたのでトレードを見送られた方も多かったのではないかと思います。
ワタシも例えば以下の赤◯のポイントではエントリーはしませんでした。
ここは賢人のデイトレードさんならおそらく5分足でトレードしている局面です。
例えば、2023年5月6日のトレードポイント解説では↑のように下落しきったところを5分足でトレードされています。
以下に動画のリンクを貼っておきます。
しかしながら、ワタシの技術では5分足のトレードは難しいためここはトレードを見送りました。
ワタシがシナリオとして狙っていたのは1H足MAが下向きから横向きになって再び下向きになるタイミングです。
このMAの形については↑の賢人のデイトレードさんの動画にもありますが、100億円トレーダーさんもよく言及されていることです。
この一度横向きになるというところが肝になります。
それは何故でしょうか。
別に理由がわからなくてもトレードできますが、理由がわかった方がより応用が効くと思いますので考えたり調べたりしてみてください。
また、MAが横向きの後に再度下向きになるということも重要です。
これについては、以下の記事で言及しています。
100億円トレーダーさんの移動平均線(MA)の「収束」と「拡散」のタイミングについて①|愚者のデイトレードnote.com
今回は1H足MAが横向きから下向きになる局面で1H足Wトップを形成し、さらに2点、3点と効いている右下がりのトレンドラインにも抑えられてきました。
さらに、4H足でも確認できる↓のような節目の水平ラインにもレジスタンスされてきました。
1H足Wトップ、1H足MA、トレンドラインそして水平ラインとレジスタンス要素としては申し分ないポイントであったと言えます。
つまり、こうした要素にレジスタンスされてきたということは、マーケットが上にいくことを拒否しているわけですから、下にいく優位性が高いと判断できます。
ただし、仮にレートがその優位性を体現するように下に動いたとしても、それがその後伸びるかどうかは別の話になります。
今回であればすでにかなり下落していますし、直近2回止められたライン付近は節目のライン付近になりますので、そこら辺で反発することを想定してトレードしました。
もちろん、1H足でゆったりとトレードできる局面ではありませんので、トレード足は15分足です。
15分足で見てみると、1H足Wトップの右側のトップの中で15分足でも高値を切下げ直近安値を割ってきました。
また、1H足MAに対して15分足MAも収束から再度拡散していく局面でしたので短期的に下にいく優位性の高い局面であったことがわかります。
エントリー後はレートが下落していったので、直近安値付近を抜けるかどうかを見ていましたが、抜けずに反発きましたので半分利益を確定させました。
残り半分は直近高値と15分足MAを上抜けてきましたので手仕舞いとなりました。
今回の局面はかなり下落が進んでしまった局面で安値掴みのリスクがある局面です。
そのため無理にトレードする必要はない局面ですが、日足レベルでも明確な下落トレンドで大きく下げてきていましたのでトレンドフォロワーとしてはついていけるならどこまででもついていきたいと思っていました。
賢人のデイトレードさんが動画でも「頭と尻尾はくれてやれ」という相場格言について言及されています。
相場格言に「頭と尻尾はくれてやれ」とあるように、天底を何とか捉えようとしてしまうと、リスクの高い無駄なトレードで損失を出してしまったり、結果的に利を伸ばせないことにも繋がります。味のない頭と尻尾は食べる必要はなく、美味しい中身だけをしっかりいただきます。 by賢人のデイトレード
ワタシは美味しい中身だけではなく残った骨も余すことなく使いたい派なのです。
今回のトレードは以上です。