今回はEURUSDのショートトレードについて、上位足である日足から相場環境を確認していき、エントリーから決済までみていきます。
環境認識
日足
画像は日足です。
日足では右下がりのチャネルラインの中を長い間行ったり来たりしていることがわかります。
9月末には英政府(トラス首相)の大幅減税を含む経済政策(トラスノミクス)の発表で、英国の財政懸念からポンドが大きく売られ大幅なポンド安になりました。
その後、経済政策の中でも所得税の最高税率の引き下げを撤回したことで、今度は一転して急騰しました。
しかしながら、直近は下降トレンドを継続し高値を切下げて、20MA(青)も下抜けての推移が続いていますので売りに優位性がある局面です。
ただし、直近高値から大きく下落していますので、買いも入ってきやすいということは注意しなければいけません。
4時間足
画像は4時間足です。
日足下降トレンドの中、4時間足でも高値を切下げてきました。
また、高値切下げてきたポイントは過去の節目のラインでもありました。
また、4H足MA(青)も上から抑え込んでくるような状況でした。
よって、4H足の相場環境をまとめると
- 高値切下げポイントの形成
- 節目のラインでレジスタンス
- MAが上から抑え込み
であることから、売りに優位性のある局面です。
こうした相場環境を意識しながら1時間足を見ていきます。
1時間足
画像は1時間足です。
4時間足高値切下げポイントの中で、1時間足でも高値を切り下げてきました。
また、1時間足MA(青)は4時間足MA(赤)に対して収束から拡散に向かっていく局面でもありました。
さらに、以下の画像のように右下がりの短期チャネルも効いており、チャネル上限付近では売り圧力が入ってきやすい局面でもありました。
以上から、売りへの優位性が高いと言うことができます。
ただし、日足の相場環境や直下に節目のラインがあったため、リスクリワードやリスクなどを考慮し、15分足のトレードとして売りを仕掛けました。
結果
画像は上から1時間足と15分足です。
エントリー後は直下の節目ライン到達で全決済しました。
いつもなら部分決済をしますが、この後深夜3時からFOMCの議事録公表が控えていたので、そこで急転するリスクを考慮して全決済としました。
今回のトレードは以上にゃ~