今回はEURUSDのトレードについて、上位足である日足から相場環境を確認していき、エントリーから決済までみていきます。
日足
日足は長らく下降トレンドでしたが、安値切上げ、高値更新から上昇トレンドに転換してきました。
また、日足MA(青)も下向きから上向きになってくるようなポイントで、レートも日足MAを上抜けて逆に下から支えられてくるような局面でした。
よって、
- 上昇トレンド
- MAが下向きから上向きに転換
- MAによるサポート
が確認できますので、日足は上昇に優位性があります。
トレンドとは?
当ブログではトレンドの判断はダウ理論に基づいて行っています。
具体的には直近高値を更新すれば上昇トレンドで直近安値を更新すれば下降トレンドです。
日足が上昇トレンドということは、日足を見てトレードしているトレーダーたちは買い目線であり、押したところは買っていきたいと思っているということです。
つまり、日足勢力の買い注文が入りやすいので上昇に対して優位性があるということです。
4時間足
4時間足でトレードポイント付近の高安値を追うと上の画像の青ラインのようになります。
日足安値切上げポイント(オレンジ)の中で、4時間足(青)も安値切上げて来ていますが、高値も一度切り下げてきている局面です。
また、4時間足MA(青)は下向きから上向きに転換してくる局面で、レートを下から支えてくるようになっています。
ただし、下の画像のように4時間足MA(青)は起伏が緩やかで赤枠内でレンジ相場であることがわかります。
よって、4時間足の相場環境は
- 安値切上げポイントを形成
- MA下向きから上向きに転換
- MAがサポート
となっていますので、上昇に優位性があります。
ただし、レンジ相場のため、上昇したところは売りが入ってきやすい相場環境であることは注意しておく必要があります。
1時間足
4時間足の安値切上げポイント(青ライン)の中で1時間足でもWボトムないし安値切上げてきました(緑ライン)。
直近高値を超えてくれば上昇トレンドになりますので、日足、4時間足、1時間足の全てが上昇に対して高い優位性を持つことになります。
また、1時間足MA(青)と4時間足MA(赤)との位置関係もしっかりと収束しており、今後拡散していこうかという局面でもありました。
さらに、1時間足のWボトムないし安値切上げポイントのラインを確認すると、レンジ相場のため綺麗に節目のラインになっているわけではないですが、ところどころ効いていることが確認できました。
節目のラインとは?
過去何度か反発しているラインは、売り買いが意識され注文が溜まりやすいポイントです。
安値切上げポイントのラインが節目のラインであれば、たとえレートがエントリーポイントから逆行したとしても、その節目のライン付近で反発し、再び上昇していく可能性が高くなります。
よって、1時間足の直近高値をブレイクするポイントはエントリーポイントとして検討したいポイントになります。
ただし、今回は4時間足がレンジ相場のため買っていくならなるべく下から買うことは意識したいですし、上昇後売りが入ってきたとしても利益を確保できるようにしたかったため、足を落として15分足のトレードとしてエントリーしました。
そのため、15分足の相場環境も見ていきます。
15分足
1時間足安値切上げポイント(緑)の中、15分足でも安値を切上げてきました。
また、以下の画像のとおり15分足の安値切上げポイントは、右下がりのトレンドラインをブレイク後、逆にサポートされてくるポイントでもありました。
いわゆるレジサポ転換です。
よって、15分足でも
- 安値切上げポイントの形成
- レジサポ転換
から、上昇に対する優位性が高い局面です。
そこで、レートが直近高値を上抜ける以下の赤◯のポイントで買いエントリーをしました。
結果
決済①
エントリー後は一度押しを見せた後勢いよく上昇していきましたので、チャネル上限到達で4分の1を決済しました。
決済②
残り4分の3のうち、4分の1は4時間足レンジ上限に向かえば決済するつもりでしたが、安値を割ってきましたので、全て決済し手仕舞いとなりました。
今回のトレードは以上なのだ💕