今回はUSDJPYのロングトレードについて、上位足である日足から相場環境を確認していき、エントリーから決済までみていきます。
環境認識
日足
画像は日足です。
日足では、米国のFRB(連邦準備理事会)がインフレ抑制のために金利の引上げを加速させる一方、日銀は景気の悪化を懸念して低金利政策を維持しているため、日米金利差が拡大し、円が売られ長らく円安の状況が続いています。
レートは1ドル=149円を突破し150円に迫る勢いです。
4時間足
画像は4時間足です。
レートは勢いよく上昇を続けていますが、149円に近づくに連れて少し勢いが落ちてきました。
日足MA(黄色)からはかなり乖離していますが、4時間足MA(青)には少し近づいてきました。
強い上昇トレンドである一方、4時間足MA(青)とも乖離がありますので、利益確定売りも入ってきやすい相場環境です。
そうしたことを意識しながら1時間足見ていきます。
1時間足
画像は1時間足です。
4時間足の押し目で1時間足でも安値を切り上げてきました。
また、1時間足MA(青)の角度も伸びきった状態から横向きになってきました。
さらに、右肩上がりのチャネルラインも効いているように見えてきましたので、15分足でも良い形を作ってくれば、チャネル上限をたたく値動きについていけるかというところでした。
為替介入があってからというもの、ちょくちょく上の画像のような大口による利益確定売りが入り、大きな下髭を付けることがありました。
先週も画像の右側の赤◯のとおり汚い値動きになりました。
大きな髭を引いた後というのはレートが荒れやすくトレードするにはリスクがありますが、今週は落ち着いた値動きを保っており、安定して安値を切り上げてきましたのでエントリーを検討していました。
ただし、同じように上昇したところは大口による売り仕掛けや利益確定売りが入ってきやすいため、こまめに決済することは意識していました。
15分足
画像は15分足です。
1時間足安値切上げポイントの中で15分足でも安値を切上げてきましたので、その直近高値抜けで買いを仕掛けました。
また、エントリーしたポイントは、右下がりのトレンドラインを上抜けるポイントでもありました。
実際、レートは上抜けた後、今度は逆にトレンドラインに支えられるようにレジサポ転換していることがわかります。
レジサポ転換により売りが否定されたのでレートは勢いよく上昇していきました。
結果
画像は15分足です。
エントリー後は直近高値到達で4分の1を決済しました。
その後チャネルライン上限到達で4分の2を決済しました。
チャネル上限到達後すぐに大口の利益確定売り?が入ってきたためレートは100pips以上暴落しました。
そこで引上げていた決済ラインにかかり、最後の4分の1が決済となりました。
最後は少し損切りとなってしまいました。
トレードは以上うし🐂