今回はGBPUSDのショートトレードについて、相場環境を確認していき、エントリーから決済までみていきます。
環境認識
日足
画像は日足です。
日足ではWトップとトリプルボトムが出現し、売り買いが交錯していることがわかります。
また、MAに着目すると日足MAは上から抑えにきている一方で、週足MAは下から支えにきています。
また、週足のダウを追ってみると、以下のようにWボトムを形成してきているように見えます。
このように上位足では売り買いの攻防がある局面であることには注意が必要でした。
4H足
画像は4H足です。
4H足では大きく下げた後、週足レベルの節目のラインで一気に反発上昇してきました。
しかし、その後は日足MAと4H足MAに上から抑えられるように高値を切下げてきました。
つまり、日足Wトップの右側のトップの中で4H足でも高値を切下げてきたということです。
また、4H足MAは日足MAに対して収束から拡散するポイントでもありました。
ただし、上位足の売り買い攻防によって4H足はレンジを形成していましたので、売るならなるべく上から売っていきたいと考えていました。
その点、4H足はレンジの半分より上側で高値を切下げてきましたので、リスクリワード的にも下位足次第では売っていけるポイントでした。
さらに、上昇チャネルにおけるレジサポ転換が起こっていましたので、もう一段下に向かう優位性の高いポイントでした。
以上のことから、1H足でチャートが整ってくれば売りでエントリーしたいと考えていました。
ただし、下げれば下げるほど、上位足の環境から買いが入ってきやすい相場環境であることには留意する必要がありました。
1H足
画像は1H足です。
4H足高値切下げポイントの中で1H足ではトリプルトップを形成してきました。
また、1H足MAも4H足MAに対して急激に収束している局面でした。
この安値割れでエントリーされた方もいらっしゃるかと思いますが、ワタシはもう一段の切下げを待っていました。
なぜそうしたのか。
詳しくはこちらをご覧ください。
100億円トレーダーさんの移動平均線(MA)の「収束」と「拡散」のタイミングについて①|愚者のデイトレードnote.com
1H足MAが4H足MAに対して収束から拡散する局面をトレードする際のエントリータイミングについて書いたものです。
また、トリプルトップの3番目のトップは切下げ3点目となるトレンドラインに抑えられたポイントでもありました。
ただし、上位足の売り買い交錯した相場環境からエントリーと決済は15分足で行いました。
15分足
画像は15分足です。
1H足トリプルトップの後、1H足MA下抜けて逆に上から抑えられるように高値を切下げてきた局面で、15分足でもWトップを形成してきました。
また、15分足MAにも上から抑えられてきましたので、その安値割れで売りエントリーしました。
1H足での高値切下げ方が甘いところもありましたが、しっかりとレジサポ転換を確認してからインしています。
結果
画像は15分足です。
下落すればするほど買い圧力が強まりますので早め早めの決済を意識しました。
最初の半分は短期チャネル到達で利益を確定させました。
残り半分は15分足の高値抜けで手仕舞いとなりました。
結果として節目のラインも抜け大きく下落してきましたが、節目のラインで一気に反発するリスクもあったので、ここでの決済は致し方なかったかなと思います。
今回はGBPUSDのショートトレードを記事にしたくま🐻