今回はEURUSDのロング&ショートトレードについて、上位足である日足から相場環境を確認していき、エントリーから決済までみていきます。
環境認識
日足
画像は日足です。
日足では、週足MAも日足MAも上抜けて著しく上昇しています。
しっかりと安値を切り上げての高値更新で上昇トレンドを形成していることがわかります。
しかし、日足で見ると急激に上昇したため、一旦上昇が落ち着いて押し目を形成してこようかという局面にも見えます。
よって、ここから買っていく際にはあまり伸びないことは想定する必要がありました。
4H足
画像は4H足です。
4H足では細かくみると4H足MAにサポートされるようにWボトムを形成してきたように見えました。
4H足MAがサポートしてくる局面というのは、まだ売りの局面ではなく買いの局面ですので上の画像の段階では買いシナリオで見ていました。
ここの局面は1H足で後述しますが、結果としてあまりレートは伸びない結果となりました。
すでに上昇しきった後であり、もう一段の上昇とはいかなかったようです。
次にここから売りに切り替えていく際には、下の画像のように4H足MA下抜けて、逆に上から抑えられるような展開になる必要があります。
ワタシがショートトレードしたのは、上の局面になるまでしっかりと待ってからです。
1H足
画像は1H足です。
4H足Wボトムの右側のボトム中で1H足でもWボトムを形成してきました。
つまり、Wボトムの中のWボトムということで上昇に対する優位性が高い局面でしたので、もう一段の上昇を15分足でついていきました。
画像は15分足です。
エントリー後に一度レートは上昇しましたが、その後勢い無く15分足でWトップを形成し直近安値を割ってしまいましたので、引き上げていた決済ラインにかかり少し損切りとなりました。
一方、売りの局面では、シナリオどおり4H足MAに抑えられてくる局面で、4H足高値切下げ、その中で1H足でもWトップを形成してきましたので売り注文を出しました。
また、エントリーしたポイントというのは右上がりのトレンドラインを下にブレイクするポイントでもありました。
しかしながら、トレンドラインを一度勢いよく割ったものの結局は戻されて損切りとなりました。
その後はチャネルライン上限で止められたのでまだ売りを検討できる局面でしたが、15時の英消費者物価指数(CPI)の発表によるポンドの影響や、FRBのパウエル議長の議会証言が迫っていましたのでその後エントリーすることはありませんでした。
2回とも損切りのトレードとなってしまいましたが、トレードを続けていれば連敗することも当然ながらあります。
その時に大事なのは疑心暗鬼にならないこと、信じぬくことだと思います。
賢人手法を、自身を。
「疑わないこと。それが強さだ。」
今後も自分がトレードすべき局面だけを淡々とトレードしていきます。