今回はUSDJPYのロングトレードについて、上位足である日足から相場環境を確認していき、エントリーから決済までみていきます。
環境認識
日足
画像は日足です。
日足では上向きの週足MAが下からサポートしてきている一方、下向きの日足MAが上から抑えてきており、売り買いの攻防があるところでしたが、結局日足MAを上にブレイクしてきました。
また、ダウ理論的にも安値切上げ高値更新から上昇トレンドを確定させてきました。
よって、下位足でチャートが整えば買っていきたい相場環境でした。
4H足
画像は4H足です。
4H足では、日銀報道で勢いよくレートが上昇し、4H足MAと日足MAも上抜けて一度押しをつけてきました(安値切上げてきました。)
押しをつけたところというのは、日足レベルでも確認できる前回高値ですので、綺麗にレジサポ転換をしてきたことがわかります。
このレジサポ転換というのは非常に分かりやすいため、マーケットのあらゆるトレーダー(4H足以下のトレーダー)が「あっ、下落は無いな!」と判断します。
すでに売っていたトレーダーも、上昇してきたからこれから売ってやろうと考えていたトレーダーも、すでに買っていたトレーダーも、この上昇についていこうと買いを考えていたトレーダーも、全てのトレーダーが「買いだ!」とその思惑が一致します。
買い目線のトレーダーはもちろんのこと、すでに売っているトレーダーもこれ以上の下落は諦めて利益確定や損切りをしてきます。
売りの利益確定も損切りも結局は買い注文ですからマーケットは買いで溢れます。
価格は需要と供給で決まるので大量の買いが入ることでレートは上昇していきます。
今回は4H足で見ると、レートが勢いよく上昇したためMAと乖離している局面でしたが、この綺麗なレジサポ転換を確認したため、もう一段の上昇についていきました。
1H足
画像は1H足です。
1H足で見ると4H足MAと乖離しているのはもちろんのこと、1H足MAも伸びきってしまっています。
しかしながら、レジサポ転換を確認し、1H足MAにサポートされるように安値を切上げてきました。
また、安値切上げたポイントを15分足で見ると、こちらも15分足でレジサポ転換が起きていることがわかります。
さらに、15分足MAは1H足MAに対して収束から拡散していく局面でもありました。
これらのことからもう一段上昇していく土台は十分にあると判断し直近高値抜けで買い注文を入れました。
結果
画像は15分足です。
1H足MA伸びきっているポイントですので、早め早めの決済を心がけ、直近高値で半分利益を確定させました。
残り半分は引き上げていた決済ラインにかかって手仕舞いとなりました。
今回は以上うし🐂