チャート振り返り(2023.11.13〜11.17_USDJPY)

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先週2023.11.13〜11.17のUSDJPYについてチャートを振り返っていきます。

4H足週間チャート

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画像は4H足です。

先週の5日間は4H足チャートで見ると上の赤◻︎の期間です。

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先週は週前半は意識されている1ドル=152円近辺で値動きが膠着し、突如の下ヒゲなどなかなか方向感が出ない展開が続きました。
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しかし、消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回ったことで一気に円高となりレートは急落しました↑。

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翌朝は反発しましたが、これは日本のGDP成長率が▲2.1%と市場予想を大幅に下回ったことによるものです↑。

これにより、日銀による低金利政策は今後も継続されるだろうという見方が広がりドルが買い戻されました↑。

その夜には米小売売上高や生産者物価指数(PPI)の発表があり、発表直後は下落したドル円ですが、1ドル=150円ラインが固くそこから一気に買われて急騰しました↓。

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その後はまたヨコヨコの展開が続きましたが、米新規失業保険申請件数が市場予想を上回ったことで米経済景気悪化懸念から再びドルが売られ急落しました↓。

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米経済の先行き不安はFRBによる金利動向に影響を与えますが、景気停滞感が出てきたことで利上げのピークが意識され円が買い戻されました↓。

そして金曜日にはとうとう1ドル=150円を割れました↓。

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そのような1週間でしたが、次に先週トレードしたポイントについて見ていきます。

先週のトレードポイント

先週ワタシがトレードしたのは以下の3箇所です。

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1H足で見ると以下のポイントです。

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それぞれのポイントについて簡単に見ていきます。

①のポイント

1つ目のポイントはCPIで下落した後のもう一段の下落についていったトレードです。

このポイントはまだ4H足MAと乖離があるためトレードした賢人手法トレーダーは少ないかもしれませんが、強固な抵抗帯にレジスタンスされてきましたので、15分足で短期的にトレードしました。

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このポイントは短期トレードですが、4H足高値切下げポイントの中で1H足でも高値切下げ、さらに15分足でも高値を切下げてきたポイントです。

また、15分足MAが1H足MAに対して収束から拡散するポイントですので、もう一段下落してくる優位性の高いポイントでした。

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エントリー後は高値引き下げる度に決済ラインを移動していきましたが、指標前に半分利益を確定させました。

指標後は急落しましたが、150円ラインは固いと思っていましたので、成行で4分の1決済しました。

残り4分の1は引き下げていた決済ラインにかかり手仕舞いとなりました。

②のポイント

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2つ目のポイントは指標とほぼ同じエントリーになってしまいましたが、上の4H足画像見てわかるとおり4H足でもWトップを形成してきたポイントです。

4H足MAもまだ下向きで売りが入ってきやすい局面でした。
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ここを1H足で見ると、右下がりのトレンドラインに抑えられるところで、1H足でも高値を切下げていることがわかります。

また、これまで上を向いていた1H足MAが下向きに変化しレートを上から抑えてくるポイントでもありました。

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さらに15分足でもWトップを形成し、15分足MAも上から抑えてくる局面でしたので下落する優位性が非常に高い局面でした。

指標もうまくテクニカルとマッチして下げていきましたので、直下の抵抗帯で半分利益を確定させました。

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残る半分は15分足でもWボトムを形成してきましたので手仕舞いとなりました。

③のポイント

3つ目のポイントは2つ目のポイントの下落の後4H足MAにワンクッションするポイントです。

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すぐ下に走っている日足MAが気になりますが、上向きの勢いがなくなり横向きになってきたポイントでした。

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ここを1H足で見ると4H足高値切下げポイントの中で1H足でも高値を切下げてきたことがわかります。

さらに15分足で見てみると、1H足高値切下げポイントの中で、15分足でもほぼWトップを形成してきましたので下落の優位性が非常に高い局面でした。

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エントリー後は水平ラインと以下のような右上がりのトレンドラインが気になりましたので半分利益を確定させました。

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ただその後勢いよく落ちていき、150円に到達したところで4分の1利益を確定し、残りは15分足MA上抜けたところで手仕舞いとなりました。

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150円ラインの攻防が少しあるかなと思いましたが、一度150円を割ってくると溜まっていた損切りと新規の売り注文を巻き込んで勢いよく下落していきました。

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日足ではほぼWトップから1ドル=150円ラインと日足MAも割ってきましたので、賢人のデイトレードさんがおっしゃるとおり、以下のように日足高値切下げて日足MAに抑えられるような局面というのはぜひついていきたい局面になります。

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2022年の同じような相場でも日足MAに抑えられるようなポイントからその後一気に下落トレンドになっています。

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来週以降トレンドフォロワーにとっては利益になりやすい展開になる可能性がありますので、しっかりとシナリオを描き準備していきたいです。

今回は以上です。

 

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