今回はEURUSDのショートトレードについて、上位足である日足から相場環境を確認していき、エントリーから決済までみていきます。
環境認識
日足
画像は日足です。
日足はMA(青)の下で推移していましたが、MA(青)まで戻しが入ってから、MA(青)に上から抑えられるように再び下落していきました。
その中で、直近安値を割って下降トレンドを継続し、高値切り下げポイント(オレンジライン)を形成してこようかという局面でした。
また、全体的に見ると、以下のようなグランビル第3波にも見える局面でした。
一般的に、この第3波が1番レートが伸びやすいとされています。
よって、日足の相場環境をまとめると
- 日足MA(青)下で推移
- 日足MA(青)に上から抑えられる
- 下降トレンド継続で高値切下げポイント形成
- グランビル第3波
であることから、売りへの優位性が高いことがわかります。
4時間足
画像は4時間足です。
4時間足では、直近安値を割って下降トレンドの中、日足高値切り下げポイント(オレンジライン)で4時間足でも高値を切り下げ(青ライン)てきました。
また、4時間足MA(青)も割って、逆に上から抑えられてこようかという局面でした。
よって、4時間足の相場環境をまとめると
- 下降トレンド中で高値切下げポイント形成
- 4時間足MA(青)が上から抑えてくる
であることから、売りへの優位性が高いと言えます。
ただし、高値の切下げ方が甘いようにも見えましたので、下落したところは買いが入ってくるリスクがあることは注意しないといけない局面でした。
そうした上位足の相場環境を把握した上で、1時間足を見ていきます。
1時間足
画像は1時間足です。
4時間足高値切り下げポイント(青ライン)の中、1時間足でも高値を切下げて(緑ライン)きました。
よって、日足下降トレンドかつ4時間足下降トレンドの中、日足高値切り下げポイントで4時間足でも高値を切り下げて、さらに1時間足でも高値を切下げてきましたので、日足、4時間足、1時間足の全てで売りに優位性があるということです。
また、1時間足でも直近安値を割って下降トレンド転換してくれば、全ての時間足でトレンドが一致し下降トレンドになりますので、売りへの優位性が高くなります。
さらに、1時間足で高値を切下げてきたライン(緑ライン)というのは、過去意識されている節目のラインでもありました。
加えて、以下の画像のように1時間足MA(青)が4時間足MA(赤)に対して収束から拡散してくる局面でもありました。
したがって、1時間足の相場環境をまとめると
- 高値切り下げポイント形成
- 節目のラインがレジスタンスとして機能
であることから、売りへの優位性が高い局面です。
ただし、4時間足での高値切り下げ方が甘いことに加えて、以下の画像のように1時間足MA(青)及び4時間足MA(赤)がレートから少し乖離してますので、下がったところは押し目買いが入ってくるリスクが考えられました。
よって、足を落として15分足のトレードとして、15分足の安値割れで売りエントリーしました。
結果
画像は15分足です。
エントリーしたのは画像左の赤◯のポイントですが、そこはちょうどグレーの抵抗帯をブレイクするポイントでもありました。
エントリー後は15分足レベルで高値を切下げる度に決済ラインを引き下げていきましたが、直近高値と15分足MA(青)を上抜けましたので、画像の右側の赤◯のポイントで決済ラインに引っかかり手仕舞いとなりました。
今回のトレードは以上くま🐻