FXトレードレコード(2022.09.13_USDJPYショート)

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今回はUSDJPYのショートトレードについて、上位足である日足から相場環境を確認していき、エントリーから決済までみていきます。

 

環境認識

日足

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画像は日足です。

日足ではレートはMA(青)より上で推移し、安値切上げ高値更新から明確に上昇トレンドを形成しています。

よって、下落したところは押し目買いが入りやすい相場環境です。

4時間足

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画像は4時間足です。

エントリー時の画像ではないため、レートが一気に上昇してしまっていますが、その前の状況ではレートは4時間足MA(青)を割ってMA下で推移していました。

また、4時間足MA(青)が上から抑えこんでくる局面でした。

さらに、その中で4時間足レベルで高値切り下げポイント(青ライン)を形成してきました。

高値切り下げとは? レートが高値を切下げてきたということは、買いよりも売りが多く入ったということですから、下落に対する優位性を持つことになります。
また、上昇トレンドであった場合は高値を切下げてくれば上昇トレンドは終了となります。
ただし、安値を更新するまでは下降トレンド転換ではないことには注意が必要です。

よって、4時間足の相場環境をまとめると

  • 4時間足MA下での推移
  • 4時間足MAによる上からの抑え込み
  • 高値切り下げポイント形成

であることから、売りに優位性のある局面でした。

しかしながら、日足は上昇する優位性が高いため、下げてきたところは以下の画像の赤矢印のとおり、押し目買いが入ってきやすい相場環境であることは注意が必要でした。

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そのような上位足の相場環境を意識して1時間足をみていきます。

1時間足

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画像は1時間足です。

4時間足が高値切り下げポイント(青ライン)を形成する中で、1時間足でも高値を切り下げてきました。

また、1時間足MA(青)もヨコヨコで推移し、4時間足MA(赤)に対して収束から拡散に向かう局面でした。

ヨコヨコとは? 主に株式市場などで急騰や急落後によく現れるチャートパターンです。
大きな出来高を伴って急騰または急落後、出来高が徐々に減っていきレートが売り買いどっちつかずのヨコヨコになるパターンです。
ヨコヨコ相場では急騰または急落後の利益確定売りをこなすだけの売り買い注文が入り土台を固めています。
土台が整ったら当初大きく動いた方向へもう一段動く展開につながります。

さらに、右下がりのトレンドラインと右上がりのトレンドラインに挟まれた三角形(黄)を下にブレイクする局面でもありました。

よって、1時間足は売りに対して優位性が高い局面であり、直近安値を抜けるポイントはダウ理論に基づくトレンド転換を確定させ売りに対する優位性が高まるポイントですから、直近安値割れで売りを仕掛けました。

ただし、日足の相場環境から、下げたところは押し目買いが入りやすいポイントでしたので、エントリー後は15分足レベルで高値を切り下げる度に決済ラインを引き下げていきました。

結果

画像は15分足です。

この日は21時30分に米CPI(消費者物価指数)の発表を控えていましたのでチャネル下限でほとんどのポジションを決済しました。

しかし、端数の0.2ロットだけは決済ラインを15分足の直近高値に設定し、指標を跨ぎました。

すると、発表と同時に一気にレートが急騰し決済ラインから150pips以上スリップして約定してしまい思いがけない損失を出してしまいました。

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以下の画像は1時間足ですが、決済ラインと約定ラインがかなり乖離してしまっています。

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多少のスリップは想定していましたが、まさか150pipsも飛ばされるとは思ってもみなかったです。

雇用統計で20pips飛ばされたことはありましたがここまでの規模は始めてです。

それだけ今回のCPIの結果に市場が反応したということでしょう。

指標発表前にほとんど手仕舞いしておいて良かったです。

改めてFXでは少しの油断が命取りになると思い知らされました。

今回のトレードは以上だくま🐻

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